| 歯科健康講座 |
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第6回歯科健康講座開催 平成23年9月29日木曜日午後6時より、都営新宿線船堀駅前のタワーホール船堀5階の小ホールにて今年も区民のための歯科健康講座が開催された。講師には日本歯科大学生命歯学部歯周病額講座の沼部幸博教授をお招きし、”命をねらう歯周病/全身の健康はお口の中から”と題して行われた。歯科健康講座は江戸川区歯科医師会が江戸川区の後援を受け江戸川区民の方を対象に歯科医療の啓蒙を目的として、例年行われているが、今年は歯周病年齢に該当する年齢層の区民の方の関心を集め、当日多くの聴衆が会場に訪れた。講演の開催に先立ち、江戸川区歯科医師会会長石川祥一先生より健康講座の趣旨、江戸川区歯科医師会の日常活動、口腔ガン検診等について挨拶、説明が行われた。以下、講演内容を紹介する。 まず、講演を開始する前に、演者沼部先生の母校、日本歯科大学の沿革、現在の活動状況についての紹介があった。続いてメインテーマである歯周病の内容に移った。まず、強調されたのが、近年明らかになってきた歯科疾患と全身との密接な関係である。従来、歯科疾患は特定の部位に限局した疾患で、口の中の健康自体は無論大切であるが、全身の健康状態全身との関わりは無いとの認識を持っている方が大多数であると考えられる、しかしながら、歯周病が心臓疾患や糖尿病とも関連があり、口腔内の管理が非常に大切であると説明された。続いて、聴衆の方々は一般の区民の方であるため、そもそも歯周病とは病理的にどのような疾患なのか、若年層である15歳〜24歳の65%が歯周病に罹患していること、基本的な知識として口腔の役割、解剖学、さらに日本人の年齢別残存歯数をベースに8020運動の内容を紹介された。平成17年歯科疾患実態調査では80歳で残存歯数が10歯であり、目標である20歯以上残存している方は21.1%に過ぎないため、今後歯周病のケアや対策が肝要であるということであった。 歯周病の予防には一にも二にもプラークの除去が重要であり、歯周病菌が血流を通じて全身に拡散する際に他の疾患を増悪させるメカニズムについてもわかりやすく説明があった。また、反対に、歯周病の治療を行うと、糖尿病の指数の改善が見られるなど、具体的に歯周病の治療が他の疾患の症状を軽減させることにつながることを説明していただいた。 講演後聴衆の方から積極的な質問も多数あり、ある方からは”とても分かりやすくいいお話でした”と、受付にいた私自身までお礼の言葉を頂いたほど、非常に有意義でかつ好評な講演であった。 (田村 元記) 第6回の会場の様子です。
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