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平成24年江戸川区総合防災訓練のスナップ写真



江戸川区総合防災訓練では、区・防災関係機関・区民の連携を高め、協力体制を築くために毎年実施しています。

今年は、警察・消防・ライフライン関係企業など、48機関・4協力団体が参加し、『午前9 時に東京湾北部を震源とする直下型地震が発生し、一部地域では震度7 を記録するなど、広域的な被害が発生しているという想定』で実施されました。
倒壊家屋からの救出訓練をはじめ、避難所開設訓練や応急救護訓練、重傷者搬送訓練・炊出し訓練を行いました。

区内各学校の児童の参加もあり、体験をしながら防災知識を学べたのではと思います。 江戸川区歯科医師会では、日本歯科大学 生命歯学部 歯科法医学センター講師の岩原香織先生をお迎えし、非常時の歯科治療、医療連携を分かりやすく指導して頂きました。
地区の歯科医と衛生士が救護所で被災者の応急手当をするには器具が不足すると考えられます。また医療従事者の確保、医薬品の確保、備蓄が重要ではと思います。
また緊急時に対応する 飲料水と備蓄物資の確保 について江戸川区では、飲料水は、給水所・応急給水槽など区内には全区民の約14日分の飲料水が確保されています(1人分=1日3リットル)

・給水所 西瑞江給水所、葛西給水所
・応急給水槽 篠崎公園、小岩公園、宇喜田中央公園、 大島 おおじま・小松川公園、
 葛西南高校  かさいみなみこうこう

備蓄物資は、備蓄倉庫に区民の生活を守るため、食料や資機材を計画的に備蓄しています。
食糧は、クラッカー、サバイバルフーズ、粉ミルクなど。
生活必需品は、毛布、肌着、カーペットなど。
防災資機材は、発電機、 投光器 とうこうき、ろ過機などが確保されているとのことです。

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震での経験を生かし、災害時に多数の傷病者が出た場合、受け入れる病院の医療体制の限界、傷病者の搬送困難など、人命救助には過酷な条件が重なることを私たちが十分理解し、さらなる対策を立てておく必要があると感じました。